【入門編】耳はもう難しくない!イラストのクオリティを上げる「耳の描き方と位置」講座イラストお役立ち講座【入門編】耳はもう難しくない!イラストのクオリティを上げる「耳の描き方と位置」講座【入門編】耳はもう難しくない!イラストのクオリティを上げる「耳の描き方と位置」講座2025年9月27日 イラストお役立ち講座 キャラクターイラストを描く際、顔のパーツの中でついおろそかになりがちなのが「耳」です。しかし、耳は顔全体のバランスを決める重要な要素であり、描き込むことでイラストの説得力が格段に向上します。「耳の形が複雑で描けない」「顔に対してどこに配置すればいいかわからない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?今回は、動画クリエイター「スケッチパレット」さんのチュートリアルを参考に、初心者でも簡単に、そしてプロっぽく描ける耳の描き方と、顔の黄金比に基づいた正しい位置を解説します。ステップ1:顔の黄金比!耳の「正しい位置」を知る耳を描く前に、まずは顔における正しい位置を把握しましょう。位置がズレると、キャラクターの顔全体が不自然に見えてしまいます。耳の縦幅は「目と鼻の距離」と同じ:上端:耳の一番上のラインは、眉または目と同じ高さに来ます。下端:耳たぶのラインは、鼻の先端と同じ高さに来ます。目と鼻の間の距離が、そのまま耳の縦幅になると覚えておきましょう。特に横顔や斜めを向いた顔を描く際は、この比率を意識することが非常に重要です。ステップ2:耳の内部構造は「曲がったY字」が基本耳の輪郭はシンプルですが、内部の軟骨の構造は複雑に見えます。しかし、基本の形を理解すれば難しくありません。耳の上部は「曲がったY字」を意識:耳の複雑な内部構造は、全体を包む大きな輪郭の内側に、**腰を曲げたような形の「Y字」**があるイメージで描くと簡単に表現できます。このY字を描き込むことで、耳に立体感が生まれます。ステップ3:耳のディテールと穴の位置さらに、耳のディテールを加えてリアリティを高めます。下部は「向かい合う2つのコブ」:耳たぶの付け根付近、耳の穴の前には、二つのコブ(突起)が向かい合っているような構造があります。これを描き加えることで、耳の付け根の複雑さが表現できます。耳の穴は「ほぼ見えない」:耳の穴は、内側のコブと重なり合うように位置しているため、正面や少し斜めから見た場合、ほとんど見えません。無理に穴を描き込まないことで、自然な耳に見えます。応用編:耳たぶに「ピアス」を描き込む!耳の位置と構造をマスターしたら、キャラクターの個性を引き立てるピアスを描き加えてみましょう。耳たぶはもちろん、耳の軟骨部分(ヘリックス、トラガスなど)にピアスを描くことで、キャラクターのおしゃれ度や雰囲気をアップできます。耳の構造が複雑なおかげで、ピアスをたくさん描いても不自然になりません。まとめ:耳は「位置」と「Y字」で決まる!キャラクターイラストで耳が苦手な方は、ぜひこの基本をマスターしてください。位置:目と鼻の距離が耳の縦幅(目線〜鼻先)!構造:耳の上部は**「曲がったY字」**を意識する!ディテール:耳の穴はほとんど描かず、コブを描き込む!耳を正確に描けるようになれば、あなたのキャラクターはさらなる説得力を持ちます。このチュートリアルを参考に、ぜひ様々な角度から耳を描くことに挑戦してみてくださいね。 オンラインイラスト教室 無料体験実施中! 記事一覧に戻る→