【イラストのアクセントに!】誰でも簡単「ネオン風文字」の描き方:デジタルで光らせる5つのステップイラストお役立ち講座【イラストのアクセントに!】誰でも簡単「ネオン風文字」の描き方:デジタルで光らせる5つのステップ

【イラストのアクセントに!】誰でも簡単「ネオン風文字」の描き方:デジタルで光らせる5つのステップ

はじめに:なぜ「ネオン風の文字」がイラストの雰囲気を高めるのか?

イラストレーションにおいて、「ネオン風の文字」は、サイバーパンクな世界観、レトロな雰囲気、あるいは夜の街のムードを一瞬で表現できる強力なデザイン要素です。キャラクターの背景やタイトルロゴに加えるだけで、作品全体がプロフェッショナルで「映える」印象へと劇的に変化します。

しかし、「どう描いてもただの光る線になってしまう」「本物のネオン管のような立体感や滲みが出ない」と、ネオン風の表現に苦手意識を持つ方も多いのではないでしょうか。

今回、私たちはオンラインイラスト教室「Sketch Palette」が公開した「簡単!ネオン風文字の描き方」のタイムラプス動画を参考に、プロのイラストレーターが実践する、デジタルツール特有の機能を活かした5つのステップを徹底解説します。

この記事を読んで、あなたのイラストに夜闇で輝く幻想的なネオンサインを灯しましょう!

ステップ1:土台作り!「文字(黒)」のレイヤーを準備する

ネオンサインは、光っていない状態ではただの「管」です。まず、その土台となる文字の形を準備することから始めます。

Point 1. ネオンにしたい文字(黒)を描く(動画 0:03-0:09)

  • 文字の準備:まず、ネオンサインにしたい文字やロゴを準備します。動画では手書きの「ネオン風」という文字と、フォントを使った「中華」という文字の2パターンが示されています。
  • 背景の設定:ネオンの光は暗闇でこそ映えます。作業の効率化と完成イメージの把握のため、背景レイヤーは黒や濃紺といった暗い色に設定しておきましょう。
  • 色の選択:この段階では、文字の色は「黒」で描きます。これは、後のステップで「白で縁取り(光彩)」をする際に、黒いベースがあると作業がしやすいためです(最終的にはこの黒い線は見えなくなります)。

ステップ2:光の「芯」を作る!「白」の縁取りと「透過」テクニック

ネオンサインがリアルに見えるのは、光の中心に「白く飛んだ芯」があり、その周囲に色が広がっているからです。この「光の芯」を作ることが、ネオン表現の鍵となります。

Point 2. エフェクトから白で縁をつける(動画 0:10-0:15)

  • 光の芯の作成:黒で描いた文字レイヤーに対し、デジタルツールの「エフェクト」機能(またはレイヤースタイル)から、「縁取り(外側)」を選択します。
  • 色と太さ:縁取りの色は「白」を選びます。太さは「細めがおすすめ」とあるように、文字の太さに対して細めに設定することで、シャープな光の芯を表現できます。
  • 目的:この白縁が、ネオン管の中心で最も強く発光している「光の芯」となります。

Point 3. 白を透過(黒い文字を透明化)を選択(動画 0:10-0:15)

  • 黒文字の透明化:縁取りを設定した後、元の黒い文字レイヤー自体の「不透明度」を0%にするか、描画モードで透明化します。(動画では「白を透過」という機能を使っているように見えますが、これは元の黒い文字を消して白縁だけを残す処理です)
  • 効果:これにより、黒いベースが消え、「白い縁取り(光の芯)」だけが暗い背景の上に残ります。これがネオンサインの基本形となります。

ステップ3:発光感を加える!「ドロップシャドウ」で光の滲みを表現する

光の芯ができたら、次はネオン管が周囲の空気に放つ「光の滲み(ハレーション)」を表現します。ここでは「ドロップシャドウ」機能を応用します。

Point 4. レイヤーをコピーし、ドロップシャドウで色を選ぶ(動画 0:16-0:22)

  • レイヤーの複製:まず、ステップ2で作成した「白い光の芯」のレイヤーを複製(コピー)します。
  • 下のレイヤーにエフェクトをかける:複製したレイヤーのうち、「下側」にあるレイヤーを選択します。
  • 「ドロップシャドウ」を「光彩」として使う:下のレイヤーに対し、「ドロップシャドウ」のエフェクトをかけます。ここで重要なのは、ドロップシャドウを「影」としてではなく、「光の滲み」として使うことです。
  • 設定のコツ:
    • 影の色:黒ではなく、ネオンサインの色(例:ピンク、青、緑)を選びます。
    • 距離:0(または最小)に設定します。
    • ぼかし(半径):この数値を大きくすることで、光が周囲に「フワッ」と滲んでいる様子を表現できます。

この処理により、「白い光の芯」の周囲に、「色付きの光の滲み」が生まれ、一気にネオンサインらしい発光感が生まれます。

ステップ4:応用テクニック!「グラデーション」でさらに美しく

単色のネオンも美しいですが、複数の色が混ざり合うグラデーションにすることで、より幻想的で美しいネオンサインを表現できます。

Point 5. グラデーションにしても可愛い(動画 0:23-0:30)

  • グラデーションの適用:ステップ3で設定した「ドロップシャドウ(光の滲み)」の色を、単色ではなく「グラデーション」に設定します。
  • 色の選び方:例えば、黄色から青、ピンクから紫など、隣り合う色相や補色に近い色を選ぶと、美しく変化するネオンの光を表現できます。
  • 効果:グラデーションにすることで、イラストに加わる色の情報量が増え、より豊かで幻想的な雰囲気を演出できます。

ステップ5:フォント(ゴシック体など)への応用

このネオンテクニックは、手書き文字だけでなく、既存のフォントにも応用可能です。

Point 6. フォントを白抜きにし、白縁とドロップシャドウで作成(動画 0:31-0:48)

  • フォントへの応用:動画の後半では、「中華」というゴシック体のフォントに応用しています。
  • 手順:手書き文字と手順は同じです。
    1. フォントを配置する(この時点では黒でも白でも良い)。
    2. フォントレイヤーに「白い縁取り(光の芯)」をつける。
    3. 元のフォントの色を「透明」にする(白抜き状態)。
    4. レイヤーを複製し、下のレイヤーに「ドロップシャドウ(色付きの光の滲み)」を適用する。
  • 活用シーン:このテクニックは、サイバーパンクな街並みの看板や、イラストのタイトルロゴをデザインする際に非常に強力です。

まとめ:あなたのイラストに「光のアクセント」を加える

今回解説した「ネオン風文字の描き方」のステップは、デジタルツールの機能を組み合わせることで、複雑な光の表現を誰でも簡単に再現できるテクニックです。

  1. 暗い背景に、ネオンの土台となる「黒文字」を準備する。
  2. 「白い縁取り」をつけ、元の黒文字を「透明化」して「光の芯」を作る。
  3. レイヤーを複製し、下のレイヤーに「ドロップシャドウ(色付き)」を適用し、「光の滲み」を表現する。
  4. 光の色を「グラデーション」にすることで、幻想感をアップさせる。
  5. このテクニックは手書き文字だけでなく、「フォント」にも応用可能。

これらのテクニックをマスターすれば、あなたのイラストは夜の闇に浮かび上がる美しい光を放ち、見る人の目を惹きつける魅力的な作品へと進化するでしょう。

さあ、あなたもオンラインイラスト教室「Sketch Palette」のような場所で、デジタルエフェクトの知識を学び、表現の幅を広げてみませんか?

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