【これで漫画家!?】イラストに躍動感を!「カートゥーン」スタイルの描き方 5つの極意イラストお役立ち講座【これで漫画家!?】イラストに躍動感を!「カートゥーン」スタイルの描き方 5つの極意

【これで漫画家!?】イラストに躍動感を!「カートゥーン」スタイルの描き方 5つの極意

はじめに:なぜ「カートゥーン」スタイルが今、魅力的なのか?

イラストレーションの世界において、「カートゥーン」スタイル(海外のアニメやコミックに見られる誇張されたデフォルメ表現)は、キャラクターに圧倒的な「躍動感」「表情の豊かさ」「ポップな魅力」を与える強力なテクニックです。

日本の萌えイラストやリアルなデッサンとは一線を画すそのダイナミックな表現は、SNSや広告デザイン、VTuberアバターなど、あらゆる分野で注目を集めています。

しかし、「どうやってデフォルメすればいいかわからない」「日本の絵柄とどう違うの?」と、その独特な「誇張の法則」に戸惑う方も多いのではないでしょうか。

今回、私たちはオンラインイラスト教室「Sketch Palette」が公開した「これで漫画家!?カートゥーンイラストの描き方」の動画を参考に、あなたのイラストを劇的に変える、カートゥーンスタイルの5つの極意を徹底解説します。

この記事を読んで、硬いデッサンから脱却し、キャラクターに生命を吹き込む「誇張」の技術をマスターしましょう!

極意1:手足の誇張—「四角」と「台形」で動きをデフォルメする

カートゥーンスタイルの躍動感は、手足の表現に集約されています。リアルな骨格や筋肉を省略し、代わりに「図形」で動きを捉えます。

Point 1. 手は四角く描く(動画 0:05-0:10)

  • 手の描き方:カートゥーンの手は、リアルな指の関節を省略し、多くの場合「指先にむかって広がる四角(または台形)」で描かれます。動画で示されているように、手全体を一つの大きな「ブロック」として捉えます。
  • 指の省略:指は3本〜4本にデフォルメされることが多く、関節は滑らかなカーブで表現されます。これにより、手のポーズがより「記号的」で「力強く」見えます。
  • 効果:このデフォルメにより、パンチや指差しといったポーズが、よりダイナミックで誇張された印象になります。

Point 2. 足は「極端な台形」で描く(動画 0:31-0:36)

  • 足の描き方:カートゥーンスタイルの最大の特徴とも言えるのが、「足」のデフォルメです。動画では「足は足先に行くほど太く」「足の甲と足首が融合するほど太く描く」と解説されています。
  • バランスの法則:体幹や太ももは細く描き、それに対して「足先(靴)」を極端に大きく、重く描きます。このアンバランスさが、カートゥーン特有のコミカルさと安定感を生み出します。
  • 効果:この誇張された足は、キャラクターが大地にしっかりと立っている「安定感」と、動きの「タメ」を視覚的に強調します。

極意2:表情の誇張—「目」と「眉」で感情を爆発させる

カートゥーンにおいて、キャラクターの感情は「目」と「眉」で表現されます。リアルさよりも「感情の伝わりやすさ」を最優先します。

Point 3. 目は図形をイメージ!(動画 0:12-0:17)

  • 目の描き方:目は「図形(丸、四角、楕円)」として捉え、感情に合わせてその形を大胆に変形させます。動画では、片目を大きく見開き、片目をウインクのように細めることで、キャラクターの「楽しさ」や「自信」を誇張しています。
  • 眉との連動:「二重の線を眉と眉尻でくっつけて描く」というヒントは重要です。カートゥーンでは、眉毛が顔の輪郭線を越えて動いたり、目と一体化したりすることで、感情表現がより豊かになります。
  • 効果:この誇張された目の形が、キャラクターの感情をストレートに鑑賞者に伝えます。

極意3:塗りの法則—「アニメ塗り」と「フチどり」でメリハリを出す

カートゥーンスタイルの塗りは、日本の「厚塗り」や「水彩塗り」とは異なり、コントラストの強い「アニメ塗り(セルルック)」が基本です。

Point 4. 光の境界線は「フチどり」と「ビビットな色」(動画 0:18-0:23)

  • 塗りの基本:影やハイライトは、ぼかしを使わずに「ベタ塗り」で表現します。
  • 境界線の処理:動画では、影の境界線に「フチどり(濃い線)」を入れ、さらにハイライトに「ベースの色と違う色(ビビットな色)」を差し色として使っています。
  • 効果:この処理により、塗りの境界線が際立ち、イラスト全体が「パキッ」としたシャープでポップな印象になります。これがカートゥーン特有の「アニメ塗り」の質感です。

極意4:シルエットの強調—「装飾」をオーバーに描く

キャラクターの個性を際立たせるには、そのキャラクターが持つ「アイコン」を誇張することが重要です。

Point 5. 装飾や服の特徴をオーバーに描く(動画 0:25-0:30)

  • 誇張のポイント:動画のキャラクター(パレルちゃん)の場合、特徴的な「猫耳ヘッドセット」や「未来的な服の襟」が、体に対して「大きく」描かれています。
  • デフォルメ感の強調:キャラクターが持つ装飾や特徴的なパーツを、あえて不自然なほど大きく描くことで、デフォルメ感が強調され、そのキャラクターの「個性」が鑑賞者に一瞬で伝わります。
  • 効果:この誇張が、キャラクターのシルエットをよりユニークで記憶に残りやすいものにします。

まとめ:あなたのイラストに「カートゥーン」の躍動感を

今回解説した「カートゥーンイラストの描き方」の5つの極意は、あなたのイラストを平坦な印象から、動きと感情に満ちたダイナミックな作品へと進化させるための強力なテクニックです。

  1. 手は「四角いブロック」として捉え、力強く描く。
  2. 足は「足先に行くほど極端に太く」描き、安定感を出す。
  3. 目は「図形」として捉え、感情に合わせて大胆に変形させる。
  4. 塗りは「アニメ塗り」と「フチどり」で、シャープさとポップさを出す。
  5. 装飾は「オーバーサイズ」に描き、キャラクターの個性を強調する。

これらの法則は、リアルなデッサンとは全く異なる「誇張の美学」に基づいています。この美学を理解し、取り入れることで、あなたの表現の幅は格段に広がるでしょう。

さあ、あなたもオンラインイラスト教室「Sketch Palette」のような場所で、様々なイラストのスタイルを学び、表現の幅を広げてみませんか?

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