【前髪の”アレ”って何?】イラストに立体感を与える「インテーク」の描き方:M字前髪を格上げする3ステップイラストお役立ち講座【前髪の”アレ”って何?】イラストに立体感を与える「インテーク」の描き方:M字前髪を格上げする3ステップ

【前髪の”アレ”って何?】イラストに立体感を与える「インテーク」の描き方:M字前髪を格上げする3ステップ

はじめに:アニメキャラの前髪にある「空洞」の正体とは?

アニメやイラストを見ていると、キャラクターの前髪、特に左右の端(触覚の上あたり)に、髪の毛が盛り上がり、空洞ができているような表現をよく見かけませんか?

これは通称「インテーク」と呼ばれ、戦闘機の空気取り入れ口(エアインテーク)に形が似ていることから名付けられた、アニメ的な髪の表現技法の一つです。

「前髪がぺたんこになってしまう」「もっとキャラクターを華やかに見せたい」という悩みを持つ方にとって、このインテークは最強の解決策となります。

今回、私たちはオンラインイラスト教室「Sketch Palette」が公開した「前髪の”アレ”って何?インテーク描き方」の動画を参考に、前髪に立体感と躍動感を与えるインテークの描き方を3つのステップで徹底解説します。

この記事を読んで、あなたのキャラクターの前髪を、プロ級の立体的な仕上がりに変えましょう!

ステップ1:アタリ—「三角形」でインテークの土台を作る

インテークは複雑に見えますが、基本は単純な図形の組み合わせです。まずはアタリ(下描き)で形を捉えましょう。

Point 1. サイドの触覚をつむじ側に伸ばし、左右対称に三角形を描く(動画 0:03-0:14)

  • 配置場所:インテークは、前髪のサイドにある「触覚(姫カット部分)」の上、M字前髪の両端に配置します。

  • 描き方:サイドの髪の生え際から、つむじ(頭頂部)に向かって線を伸ばし、そこから前髪の毛先に向かって下ろすことで、「三角形」を作ります。

  • 意識すること:この三角形は、髪が根元から一度立ち上がり、重力で落ちてくる「アーチ」を表現しています。左右対称に配置することで、バランスの良いインテークになります。

ステップ2:清書—「立体感」と「流れ」を描き込む

アタリができたら、それを実際の髪の毛として清書していきます。ここで重要なのは、髪の「厚み」と「裏側」の表現です。

Point 2. 矢印の方向に髪の流れを描く(動画 0:15-0:22)

  • 外側のライン:アタリの三角形の外側をなぞるように、髪の表面のラインを描きます。つむじからふわりと立ち上がるカーブを意識しましょう。

  • 内側のライン(空洞):ここがインテークの核心です。三角形の内側に、もう一本ラインを描き、髪が「折れ曲がって」内側が見えている状態を表現します。これがインテーク(取り入れ口)の穴となります。

  • 毛先:毛先は鋭く尖らせ、重力に従って下方向へ自然に流します。

Point 3. 触覚の外ラインとインテークの上を繋ぐ横ラインを入れる(動画 0:23-0:36)

  • 繋ぎのライン:インテークの頂点から、サイドの髪(触覚)の外側のラインに向かって、滑らかな曲線を描き足します。これにより、インテークが独立して浮いているのではなく、頭全体の髪の流れの一部であることが強調されます。

  • 立体感の強化:この横ラインが入ることで、髪の束感が増し、前髪全体に奥行きが生まれます。

ステップ3:応用—「猫耳」風アレンジで個性を出す

インテークは単なる立体表現だけでなく、キャラクターの個性を際立たせる「アクセント」としても活用できます。

Point 4. あえて左右非対称にしたり、どちらかだけにするのも可愛い(動画 0:40-0:54)

  • 非対称の魅力:インテークを片側だけに描く、あるいは左右で大きさを変えることで、キャラクターに「動き」や「崩し」の魅力が生まれます。風が吹いているような演出や、アシンメトリーな髪型に適しています。

Point 5. インテークの中だけを違う色にする(動画 0:55-01:01)

  • インナーカラー:最近の流行として、インテークの内側(空洞部分)の影色を、髪のベースカラーとは全く違う色(例:金髪にピンクの影、黒髪に青の影など)にする表現があります。

  • 猫耳効果:この配色により、インテークがまるで「猫耳」のように見え、キャラクターの可愛らしさやポップさが格段にアップします。

まとめ:インテークで「映える」前髪を手に入れる

今回解説した「インテークの描き方」は、アニメ的なデフォルメ表現において、前髪の「のっぺり感」を解消し、華やかさをプラスするための強力なテクニックです。

  1. 触覚の上に「三角形」のアタリを描く。

  2. 内側のラインを描き込み、「空洞」を作ることで立体感を出す。

  3. 横ラインで全体の流れと繋げる。

  4. 左右非対称やインナーカラーで、個性を演出する。

これらのステップをマスターすれば、あなたの描くキャラクターは、風を感じさせるようなエアリーで魅力的な前髪を手に入れることができるでしょう。

さあ、あなたもオンラインイラスト教室「Sketch Palette」のような場所で、髪の描き方のバリエーションを増やし、キャラクターデザインの幅を広げてみませんか?

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