【イラスト講座】図形を意識するだけ!初心者でも簡単に描ける「目の描き方」イラストお役立ち講座【イラスト講座】図形を意識するだけ!初心者でも簡単に描ける「目の描き方」

【イラスト講座】図形を意識するだけ!初心者でも簡単に描ける「目の描き方」

キャラクターの顔の中でも、は最も印象を左右する重要なパーツです。キラキラした目、クールな目、優しい目…目の描き方一つで、キャラクターの性格や感情を豊かに表現できます。

しかし、「どうやって描けばいいかわからない」「いつも同じ目になってしまう」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

今回は、動画クリエイター「スケッチパレット」さんのチュートリアルを参考に、基本的な図形を応用して様々な目の描き方を学ぶ方法をご紹介します。初心者の方でも、このコツさえ掴めば、あなたのイラストの表現力が格段にアップしますよ。

ステップ1:基本の図形を用意する

目の描き分けの最初のステップは、基本となる図形を準備することです。動画では、以下の4つの図形が使われています。

  • 丸(円): 優しい、かわいらしい印象の目に

  • 上向きの三角: 鋭い、クールな印象の目に

  • 下向きの三角: 眠そうな、だるそうな印象の目に

  • 四角: 意志が強い、男らしい印象の目に

これらの図形は、目の輪郭のベースとなります。デジタルイラストであれば、まずこれらの図形を薄い線で描いておきましょう。

ステップ2:図形を意識して目を描く

次に、用意した図形をガイドにしながら、実際に目を描いていきます。

  • 丸(円):

    • 丸の輪郭に沿って、瞳とまぶたを描きます。

    • 目尻や目頭を丸く描くことで、優しく、可愛らしい印象に仕上がります。

  • 上向きの三角:

    • 三角の形を活かし、目尻を鋭く跳ね上げます。

    • まぶたをシャープに描くことで、クールで凛々しい印象になります。

  • 下向きの三角:

    • 三角の頂点を下向きにすることで、目が垂れて見えます。

    • 眠そうで、少し気だるい雰囲気を表現するのに適しています。

  • 四角:

    • 横長で直線的なまぶたを描きます。

    • 目尻や目頭をあまり丸めずに描くことで、きりっとした、男性的な印象の目になります。

Point! キャラクターの性別や性格に合わせて、まつ毛の描き方を工夫しましょう。動画では、女性ならまつ毛を濃く、男性なら下まつ毛を濃く描くことがポイントとして挙げられています。

ステップ3:応用でさらにキャラクターの個性を引き出す

基本的な目の描き方をマスターしたら、さらに応用テクニックでキャラクターに個性を加えてみましょう。

動画で紹介されている応用ポイントは以下の2つです。

  1. 黒目を小さくする

    • 瞳を小さめに描くことで、キリッとした印象や、少し目つきが悪い印象を表現できます。

  2. ハイライトを2個以上入れる

    • 瞳に光の反射として描くハイライトを、大小さまざまに複数入れると、目がうるうるとした可愛らしい印象になります。

これらのテクニックを組み合わせることで、「クールでキリッとした女性キャラクター」や、「優しくてうるうるとした男性キャラクター」など、より複雑なキャラクター設定の目を描けるようになります。

まとめ:目の描き方で広がるイラストの世界

今回ご紹介したように、目の描き方は、単純な図形を意識することから始めるのが一番の近道です。

  • 丸、三角、四角の図形をガイドにする。

  • キャラクターの性別に合わせてまつ毛の描き方を調整する。

  • 黒目の大きさハイライトの数で印象を変える。

これらのコツを掴めば、目の描き方に自信がつき、あなたのイラスト表現の幅は大きく広がります。

ぜひ、このチュートリアルを参考に、色々な目の描き方に挑戦して、個性豊かなキャラクターを生み出してくださいね。

This is a staging enviroment