【ベタ塗りだけで簡単!】「平成レトロな目」の描き方:グラデーション不要で垢抜けるデザイン術イラストお役立ち講座【ベタ塗りだけで簡単!】「平成レトロな目」の描き方:グラデーション不要で垢抜けるデザイン術

【ベタ塗りだけで簡単!】「平成レトロな目」の描き方:グラデーション不要で垢抜けるデザイン術

はじめに:なぜ今、「平成レトロな目」が魅力的なのか?

イラストレーションの世界では、トレンドが巡り巡って、かつて人気を博したスタイルが再び注目を集めることがあります。近年、1990年代から2000年代(平成)のアニメやイラストに見られた、グラデーションや複雑なぼかしを使わない「ベタ塗り」の表現が、「平成レトロ」として再評価されています。

特に「目」の表現は、その時代の特徴が最も強く現れる部分です。ベタ塗りだけで構成された目は、現代の複雑な塗りとは一線を画す、独特の「シャープさ」「ポップさ」「記号的な美しさ」を持っています。

今回、私たちはオンラインイラスト教室「Sketch Palette」が公開した「ベタ塗りだけで描く 簡単平成レトロな目の描き方」の動画を参考に、複雑な塗り技術を一切使わずに、魅力的で垢抜けた「平成レトロな目」を描くための4つのステップを徹底解説します。

この記事を読んで、あなたのイラストに、個性的でスタイリッシュな輝きを加えましょう!

ステップ1:土台作り!「図形」を意識したアタリの取り方

平成レトロな目の最大の特徴は、デッサン的なリアルさよりも、デザインとしての「記号的な美しさ」を優先している点にあります。このため、アタリの取り方も非常に図形的です。

Point 1. 「まん丸」または「誇張気味な長方形」で形を作る(動画 0:04-0:09)

  • アタリの基本形:動画で示されているように、平成レトロな目のアタリは、非常にシンプルな図形から始まります。
    • 「まん丸」:デフォルメされた可愛いキャラクターや、丸みを帯びたポップな印象の目に適しています。
    • 「誇張気味な長方形」:クールなキャラクターや、シャープで切れ長な印象の目に適しています。
  • 目的:このシンプルな図形のアタリは、瞳の「大きさ」と「角度」の基準となります。この土台に沿ってまぶたのラインを描き足していくことで、バランスの取れたデザイン的な目を簡単に作ることができます。

ステップ2:コントラストの極意!「ベタ塗り」による色の配置

平成レトロな目の魅力は、グラデーションを使わない「ベタ塗り」のコントラストにあります。どの色をどこに配置するかが、瞳の印象を決定づけます。

Point 2. 瞳の外縁(フチ)は「濃い色」で塗る(動画 0:10-0:17)

  • 瞳のベースカラー:まず、瞳全体をベースとなる色(動画ではピンク)で塗りつぶします。
  • フチの強調:次に、その瞳の「外縁(フチ)」を、ベースカラーよりも「濃い色」(動画では濃い赤紫)で縁取ります。
  • 効果:この濃いフチがあることで、瞳の輪郭がくっきりと強調され、白目との境界が明確になります。これにより、瞳に「力強さ」と「存在感」が生まれます。これは、現代の「ぼかし」を多用する塗りとは対極にある、平成レトロならではのシャープな表現です。
  • 瞳孔の処理:このスタイルでは、リアルな瞳孔は省略されるか、フチと同じ濃い色で簡略化されることが多く、デザイン性を優先します。

ステップ3:輝きの表現!「Uの字ハイライト」の配置

ベタ塗りであっても、「ハイライト(光の反射)」は瞳の生命感を表現するために不可欠です。平成レトロなスタイルでは、ハイライトの形もまた、非常にデザイン的・記号的です。

Point 3. 瞳の下側に「ホイップのような緩やかなUの字」でハイライトを入れる(動画 0:18-0:23)

  • ハイライトの形:現代のイラストでよく見られる「点」や「丸」のハイライトとは異なり、平成レトロなスタイルでは、瞳の下半分に「Uの字」や「Cの字」の形をした、大きなハイライトを入れるのが特徴です。
  • 動画のヒント:動画では、この形を「ホイップのような緩やかなUの字」と表現しています。これは、瞳が球体であることを示し、下からの反射光をデザイン的に表現したものです。
  • 効果:このUの字ハイライトが、ベタ塗りの瞳に「ツヤ感」と「立体感」を与え、のっぺりとした印象になるのを防ぎます。

ステップ4:仕上げのディテール!「縁取り」と「追加ハイライト」

最後のステップは、瞳全体のバランスを整え、さらにディテールを加えて完成度を高める工程です。

Point 4. 全体的に「縁取り」を多めにする(動画 0:24-0:29)

  • 縁取り(フチどり)の重要性:平成レトロなイラストは、すべてのパーツの境界線が「はっきりとした線」で描かれているのが特徴です。瞳だけでなく、まぶた、まつ毛、そして瞳の中のハイライトに至るまで、すべての境界線を「濃い色の線」で縁取ります。
  • 効果:この「縁取り」が、イラスト全体に「セル画」のようなアニメ的な質感を与え、ポップでスタイリッシュな印象を決定づけます。
  • 瞳の中のハイライト:瞳の中にも、小さな丸やハートといった「記号的なハイライト」をベタ塗りで追加することで、キャラクターの可愛らしさや感情をさらに強調することができます(動画 0:15-0:17参照)。

まとめ:あなたのイラストに「レトロポップ」な個性を

今回解説した「平成レトロな目の描き方」の4つのステップは、複雑なグラデーションやぼかしの技術を一切必要としない、非常にシンプルかつ強力なデザインテクニックです。

  1. アタリは「丸」や「長方形」といったシンプルな図形で取る。
  2. 瞳はベタ塗りで、外縁(フチ)を「濃い色」で縁取り、コントラストを出す。
  3. ハイライトは「Uの字(ホイップ型)」を瞳の下側に入れ、ツヤ感を出す。
  4. すべてのパーツの「縁取り」をはっきりと描くことで、セル画風の質感を完成させる。

これらの法則を習得すれば、あなたのイラストは、現代の主流な塗りとは一味違う、シャープでポップな「平成レトロ」の魅力を手に入れることができるでしょう。

さあ、あなたもオンラインイラスト教室「Sketch Palette」のような場所で、様々なイラストのスタイルを学び、表現の幅を広げてみませんか?

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