【基礎編】球体の影の塗り方イラストお役立ち講座【基礎編】球体の影の塗り方【基礎編】球体の影の塗り方2025年9月21日 イラストお役立ち講座 キャラクターや物体に立体感を出すには、「影」の表現が欠かせません。しかし、「影の塗り方がわからない」「どこに影を付ければいいの?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?今回は、動画クリエイター「スケッチパレット」さんが公開しているチュートリアルを参考に、立体感を生み出す「影の塗り方」の基本を、最もシンプルな**「球体」**を例に解説します。この方法をマスターすれば、どんな物体にも応用できるので、あなたのイラストは一気にレベルアップします。ステップ1:光の当たる方向を決める(光源)まず、光がどこから当たっているかを決めましょう。これを**「光源」**と呼びます。動画では、球体の右上から光が当たっていると設定されています。光源の位置によって、影やハイライトの位置が全て決まります。ステップ2:光の当たる部分を明るくする光源が決まったら、次に光が当たる部分を明るく塗ります。「エアブラシ」などの柔らかいブラシツールを使い、光源側の色を明るくしていきましょう。これにより、光が当たっている部分が浮き出て見え、立体感の基礎が作られます。ステップ3:反射光でリアリティを出す影の塗り方で最も重要なポイントの一つが「反射光」です。反射光とは、物体が接している地面や周囲の環境から反射して当たる光のことです。光源とは反対側、つまり影になる部分の地面に近い部分に、少し明るい色を入れましょう。この反射光を描くことで、影がただの暗い色ではなくなり、イラストに奥行きとリアリティが生まれます。ステップ4:全体を調整して仕上げる最後に、全体を調整して完成度を高めます。反射光が強すぎると不自然になるので、ぼかしツールなどで馴染ませていきましょう。影と反射光のバランスを整えることで、より自然な立体感が生まれます。豆知識:影の塗り方のヒント動画では、球体の影の塗り方について、さらに詳しいヒントが紹介されています。反射光は濃くしすぎない:反射光はあくまで「反射」した光なので、ベースの影の色よりも少しだけ明るい色に留めましょう。球体(ツルツルした素材)はエアブラシで塗る:エアブラシのような柔らかいツールを使うことで、ツルツルとした滑らかな素材の影を表現できます。まとめ:影の塗り方の基本は「光」と「反射光」いかがでしたか?今回のチュートリアルで学んだ、影の塗り方の基本は、あらゆる物体に応用できる大切なスキルです。光源を一つに決める。光が当たる部分を明るく、その反対側を影にする。影の部分に反射光を加えてリアリティを出す。これらのポイントを押さえれば、平面的なイラストが立体的に見え、キャラクターや物体が生き生きと表現できるようになります。まずは、シンプルな球体で練習を重ねて、影の感覚を掴んでみましょう。 オンラインイラスト教室 無料体験実施中! 記事一覧に戻る→