【幻想的な背景を簡単に】プロが教える「オーロラ」の描き方完全ガイド!光の帯をリアルに再現する6ステップ
はじめに:なぜ「オーロラ」はイラストのムードを劇的に変えるのか?
イラストレーションにおいて、オーロラは神秘、夢、そして壮大さを象徴する、最も幻想的なモチーフの一つです。キャラクターの背景に描くだけで、作品全体を一瞬にして非日常的でドラマチックなムードへと昇華させます。
しかし、「どう描いてもただの緑の筋にしか見えない」「光の揺らめきやカーテンのような質感が表現できない」と、オーロラの表現に苦手意識を持つ方も多いのではないでしょうか。
今回、私たちはオンラインイラスト教室「Sketch Palette」が公開した「簡単!!オーロラの描き方」のタイムラプス動画を参考に、プロのイラストレーターが実践する、オーロラの「揺らめき」と「発光感」をリアルに再現する6つのステップを徹底解説します。
この記事を読んで、あなたのイラストに夜空を舞う神秘的な光のカーテンを描き加えましょう!
ステップ1:土台作り!「夜空」と「波打つ光のベース」の配置
オーロラの光を最大限に際立たせるには、まず背景となる夜空と、光の土台となるベースの形を正しく設定することが重要です。
Point 1. 「波」を意識してベースの色を置く(動画 0:03-0:09)
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ベースカラーと背景:オーロラの主成分である緑色(グリーン)をベースカラーとして選びます。背景はオーロラの光を際立たせるために、黒や濃紺といった暗い色にしておきましょう。
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形の意識:オーロラの光の帯は、カーテンのように「波打って」います。この「波」のカーブを意識しながら、オーロラとなるベースの色を画面全体に大きく配置します。このうねりが、オーロラに動的なエネルギーと躍動感を与えます。
Point 2. 背景に「星」と「光」を仕込む(動画 0:10-0:15)
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星の配置:夜空に星を描くことは、背景に深さとリアリティを与えるために不可欠です。ランダムな点のハイライトや、ブラシを使って星を配置することで、オーロラが「宇宙空間」に存在しているという説得力が増します。
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環境光:オーロラの周囲にも、ごく薄い緑色の光をエアブラシでぼかしながら入れることで、オーロラの発光が周囲の空気に拡散している様子を表現します。
ステップ2:色彩の調整!「奥行き」と「鮮やかさ」の表現
オーロラの光は、上空の色の薄い部分と、地面に近い色の濃い部分で、その色味が変化します。このグラデーションがオーロラに奥行きを与えます。
Point 3. 下側を「彩度の高い緑」にする(動画 0:17-0:18)
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地面に近い側の色:オーロラの光の帯の下側(地面に近い側)は、最も鮮やかで「彩度の高い緑」にします。オーロラの光は、地面に近いほど大気との接触が活発であるため、色が最も強く鮮やかに見える傾向があります。
Point 4. 上側を「青や青緑」でグラデーションにする(動画 0:19-0:22)
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空との境界:オーロラの帯の上側(空に近い側)は、夜空の暗い色と馴染ませるように、「空と同じ色や青でグラデーション」をかけます。これにより、オーロラが空に溶け込んでいくような自然な境界線が生まれます。
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グラデーションの活用:この上側の境界線は、オーロラが「光の帯」として存在する高さと奥行きを表現する重要な部分です。
ステップ3:躍動感の演出!「縦線」と「ぼかし」の最終仕上げ
オーロラが「光のカーテン」として見えるのは、無数の縦方向の光の筋(構造)が重なり合っているからです。この縦線を描き込むことが、オーロラに揺らめきと躍動感を与えます。
Point 5. 多数の「縦線」でカーテンの質感を出す(動画 0:23-0:27)
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縦線の描き方:オーロラの帯の下側に、彩度の高い緑を使い、上に向かって消えていくような「縦線」を複数描きます。この縦線が、オーロラの「カーテン」や「ひだ」のような構造を表現します。
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定規ツールの活用:動画のヒントにあるように、「縦線を引くときは定規ツールなどで真っ直ぐ引くのがおすすめ」です。真っ直ぐな線を密集させることで、オーロラの規則的な構造と重厚感が表現できます。
Point 6. 「ぼかし」と「残光」で光を仕上げる(動画 0:28-0:33)
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境界線のぼかし:最後に、ぼかしペンや指先ツールなどを使って、オーロラのすべての境界線と縦線を丁寧に馴染ませます。縦線を完全にシャープに残さず、光の揺らぎとして表現することで、よりリアルなオーロラの質感が生まれます。
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残光の表現:動画のヒントにあるように、「ピンクや紫・黄色を入れても綺麗」です。オーロラには緑だけでなく、赤やピンク、紫の光も混ざっています。これらの色をエアブラシでごく薄く、オーロラの後ろ側(上空)に加えることで、残光や大気中の光の揺らめきが表現され、イラストにさらなる幻想性が加わります。
まとめ:あなたのイラストに「天上の輝き」を灯す
今回解説した「オーロラの描き方」の6つのステップは、複雑な発光現象をデジタルツールで簡単に再現するための実践的なテクニックです。
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波打つベースで、オーロラの動的な形を定める。
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下側を彩度の高い緑、上側を青でグラデーションし、奥行きを出す。
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定規ツールを使った縦線で、カーテンの構造を表現する。
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ぼかしと残光で、光の揺らめきと幻想的なムードを演出する。
これらのテクニックをマスターすれば、あなたの描く夜空は、極北の壮大な輝きに満ちた、見る人を惹きつける最高の背景となるでしょう。
さあ、あなたもオンラインイラスト教室「Sketch Palette」のような場所で、光の表現を極め、表現の幅を広げてみませんか?

