人物のイラストを描くとき、正面や斜めは描けても、横顔になると急に難しく感じませんか?
特に、鼻や口、顎のラインなど、パーツごとのバランスが崩れてしまいがちです。
でも大丈夫!横顔にはいくつかの**「比率」のルール**があり、それを知っているだけで、誰でもバランスの取れた美しい横顔を描くことができます。
今回は、イラストレッスン動画を参考に、初心者でも簡単に実践できる横顔の描き方を、重要なポイントと合わせて解説します。デジタルでもアナログでも使えるテクニックなので、ぜひあなたのイラスト制作に役立ててください!
横顔を描くための3つの比率ポイント
動画では、横顔のバランスを取るための重要なポイントが3つ紹介されていました。
耳の位置は縦の補助線に沿う
目と鼻の高さは同じ
耳と鼻の縦幅は同じ
これらの比率を意識しながら描くことで、自然で説得力のある横顔が描けるようになります。
それでは、具体的な描き方の手順を見ていきましょう。
ステップ1:アタリをとる
まずは、横顔を描くためのベースとなる「アタリ」をとります。
正円(真ん丸)を描きます。
円の中心を通るように、十字の補助線を引きます。
十字の右側に、横顔の輪郭を描いていきます。
このとき、額の丸みから鼻、口、顎にかけてのラインを意識して描きましょう。アタリはあくまで目安なので、正確でなくても大丈夫です。この段階で、おおまかな顔の形と、各パーツの配置を決めます。
ステップ2:パーツを描き込む
アタリが取れたら、いよいよ目、鼻、口、耳などのパーツを描き込んでいきます。ここで、先に挙げた「3つの比率ポイント」を参考にしながら進めるのが重要です。
耳の位置は縦の補助線に沿って描きます。補助線が耳の中心を通るように意識しましょう。
目と鼻の高さは同じになります。動画のように、目の中心と鼻の付け根を横線で結んで確認すると、バランスが取りやすくなります。
耳と鼻の縦幅は同じになります。こちらも補助線を引いて確認すると、描きたいキャラクターの顔の比率がわかりやすくなります。
特に、目は三角形をイメージして描くと、横顔の目の形が捉えやすくなります。
この比率を意識することで、描いている途中で「なんだかバランスが悪いな…」という悩みを減らすことができます。
ステップ3:輪郭を調整し仕上げる
最後に、アタリの補助線を消し、輪郭や髪の毛などを調整して仕上げていきます。
横顔の輪郭は、額、鼻筋、口、顎、首にかけてのラインが滑らかにつながるように描くのがポイントです。首から肩にかけてのラインも意識すると、より自然な印象になります。
動画では、耳の形や首のライン、髪の毛の生え際など、細かな部分まで丁寧に描かれていました。これらの細部を意識することで、キャラクターの個性を引き立てることができます。
まとめ:横顔は比率がカギ!
いかがでしたか?
横顔の描き方は、いきなり描くのではなく、「アタリ」と「比率のルール」を意識することで、ぐっと描きやすくなります。
アタリ:正円と十字線でベースを作る
比率:目、鼻、耳の高さを合わせる
調整:輪郭を滑らかにつなげる
これらのポイントを押さえるだけで、初心者でもプロのような美しい横顔が描けるようになります。
ぜひ、このテクニックを使って、あなたの作品に様々なキャラクターの横顔を描いてみてください!
🤔 あなたが描きたい横顔のキャラクターは、どんな表情をしていますか?